かんとくのこべや【第22話】

2022年1月10日

新年明けましておめでとうございます。

先に申し上げますが、2022年に合わせた第22話は全くの想定外でした。

本年もLJJを何卒宜しくお願い申し上げます。

 

先日日曜は、年末年始の休み期間に振った雨のせいで、ピッチはぬかるみ、場所によっては水も浮いていました。

足をふいに取られたり、ボールが急に止まったり、もちろん泥だらけになる子も。

忘れていたこの時期のフットボールを思い起こさせる出来事であり、昨年のこの時期はロックダウンにより厳しい時期をみんなで過ごしていたなとあらためて思いつつ、こうしてフットボールのピッチで子ども達と活動出来ることに、有難さや喜びをヒシヒシと感じておりました。

 

さて2022年。

多くの方が、今年こそはコロナの影響が出る以前のようにと願っているのではないでしょうか?

私も漏れなくその一人です。

 

今年は、子ども達みんなが楽しめるような企画をたくさん行えればいいなと思っております。

サッカーの活動自体の充実もそうですが、サッカー外の活動も行っていきたいなと考えております。

 

いろいろな活動や体験を通じて得れるものの大きさは大人であっても違いないですし、そういったたくさんの事や物が集まる事で、点と点が線に繋がって行くのだと思います。

 

それに近い出来事が二つありました。

まずは年末に友人宅で少し熱中した遊びの話です。

 

 

剣玉です。

 

友人はまさかの言うなれば剣玉名人で、基本的な部分も含めていろいろな技を見せてくれました。

 

その友人の指導の賜物で、私も少し剣玉が上手になりました。

 

 

年が明けてからの幼稚園、園児は伝承遊びに夢中です。

そう、出番がやって来るのです。

 

そんな子達の、幼稚園児にとっては難易度MAXの剣玉を目の前で披露する私。

とてもとても人気者になれました。

友人が仏様に思えた瞬間でした。

 

 

またとある料理家の方とお食事をする機会があり、自称お料理男子の私もいろいろとお話をさせて頂きました。

その中で特に気に止まった言葉が、

「この素材には味があり、あの素材には香りがある。」です。

とても奥深いと思ったと同時に、『香り松茸、味しめじ』のように、それぞれが持つ長所や特徴を上手く組み合わし、引き出す料理の世界は、私にとってはやはり色々な意味で刺激的です。

 

 

 

一見すると、どちらもサッカーに全く関係ありません。

ですが、置き換えることは出来ます。

 

前者は、練習したパターン攻撃を使って試合で点が取れた。

後者は、相手を抜くドリブルとスペースを作るドリブル。

 

これは簡単な例ですが、状況や気づき方によって新たな発見や今あるものをアップデートする事も出来ます。

つまり『無駄な経験や関係のない経験はない』ということです。

どんな経験や体験からでも物事を学べる姿勢や感性を育んでいけるような、LJJの活動を計画していきたいと思います。

 

本年もLJJへの応援を何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

水野嘉輝

 

※本内容に関するご感想やご意見等は、ljj@maedagroup.co.ukまでご連絡下さい。

かんとくのこべや【第22話】