かんとくのこべや【第27話】
2023年3月31日
今年は花粉症が私を苦しめており、3月に入りずっと不調です・・・。
さて、既にご存知の方もいらっしゃいますが、LJJの監督を務めておりました私水野は、今月末を持って英国前田学園を退職し、それにともないLJJの監督も退きます。
今まで、本当に多くの方に支えられてここまでやって来ました。
この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。
※以下、現在籍の皆様へのメールを一部抜粋し、記載をさせて頂きます。
10年という決して短くはない期間、子ども達の為に何が出来るかを自問自答する日々は続きました。
それでも子ども達と一緒に作り上げてきたものは紛れもなく、これからも子ども達の為になれば嬉しい限りです。
LJJというクラブは、これからも子ども達の為に在り続ける、ロンドンの故郷と言えるクラブであると確信しておりますし、きっと子ども達は目の前の瞬間を大切に、LJJでのサッカーを楽しんでくれる事と思います。
サッカーはコーチや親に言われてするものではなく、自分自身の為に、一緒にプレーをする仲間の為にやろうと、全ては自分次第なんだと事あるごとに伝えましたし、ここにいる子ども達はそのことをきっと理解してくれていると思います。
10年前から言い続けてきた事、それが脈々と子ども達同士で引き継がれて来ている事が、私が10年間この場に全力を傾けてきたことの証です。
これからは日本での活動で、LJJとそこに関わる人達の価値を証明もして参ります。
サッカーというスポーツに出会い、サッカーというスポーツを通じて繋がったご縁は、間違いなく一生ものの宝物です。
また近いうちに、子ども達の成長した姿に会える事を心より願っております。
―――
私がそこにいなくてもあのピッチは皆様のロンドンでの故郷、ホームには変わりありませんので、これからも是非気軽に遊びに来てほしいと思いますし、私も遊びに行きたいと願っております。
またこの場をお借りしてお知らせですが、LJJがいつまでもその役割を果たしていけるよう、これからはエグゼクティブアドバイザーとして間接的にサポートをして参ります。
これからもLJJの一員には変わりありませんので、引き続き宜しくお願い致します。
では、なかなか頻繁に更新とはいかず、多くの皆様をやきもきさせてきたこのこべやとは、ここで一旦お別れです。
また次の監督がこのこべやをそのまま活用するか、リフォームするかは、次の監督の個性として温かく見守って頂ければと思います。
末筆にはなりますが、ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
2013.4-2023.3
London Japanese Junior FC
監督 水野嘉輝