年末のご挨拶

2021年12月22日

いよいよ2021年も残す所あと僅かとなりました。

今だ猛威を振るうコロナウィルスに振り回され、生活は以前のように落ち着いたものとは決して言えません。

それでも今、こうしてLJJを通じてサッカーに関わり、多くの子ども達や皆様との時間を共有できていることは、本当に有難くかけがえのないものだなと、ひしひしと感じております。

 

 

少し今年を振り返ります。

2021年のスタートはロックダウン真っ只中と、非常に辛く厳しいものとなりました。

屋外であろうともサッカーの活動は出来ず、オンラインでの活動を余儀なくされました。

何より、3月末まで続いたロックダウン期間中に本帰国なと重なり、イギリスをLJJを離れてしまった子が10人以上もいました。

直接お別れの挨拶が出来たのは数名で、多くの子はちゃんと送り出してあげる事が出来ず、非常に苦しい思いになっていたのは、今でも記憶にしっかりと残っております。

 

ここロンドンは、別れの数と同じくらい出会いの数もあります。

ロックダウンが開けて間もなく4月を迎え、新たに10人以上の仲間が増えました。

ロックダウンで延期になっていたリーグ戦も、4~6月という最高の季節下で行うことが出来、それはまるで頑張って耐えた子ども達へのご褒美のようなものでした。

 

8月には、国内遠征でマンチェスターに行く事も出来ました。

総勢14名の子ども達とスタジアムツアーや観光、調理実習など、2泊3日という時間の中に、一冊の物語が書けるのではないかというほどの思い出や、ハプニング、面白場面をみることが出来ました。

 

10月からは新シーズンのスタート。曇天、霧雨、緩いピッチで行うイングランドのフットボールに、どこか懐かしさすら覚えつつ、子ども達と切磋琢磨しながら練習に、試合にと、日々の活動を行っております。

 

ここには簡単にしか書いておりませんが、こうして皆様にとってのロンドンの故郷でもあるLJJの2021年の活動を、無事に何事もなく終えれた事がなによりです。今年も世界中から温かいご声援を頂き誠にありがとうございました。

2022年もより一層、皆様に愛されるLJJになりますように日々を大切に、今と向き合いながら活動をして参る所存です。

 

 

Football is the power of life.

 

 

どうぞ素敵なクリスマスを、良いお年をお迎え下さい。

来年も何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

LJJFC

水野嘉輝

スタッフ一同

 

 

 

 

 

 

 

 

年末のご挨拶