かんとくのこべや【第19話】
2021年10月19日
勝手に縁を感じながら書く第19話。本日10月19日は何の日でしょうか?
早速ですが、今日は僕がイギリスはロンドンに来て9年目になる日です。
2012年10月19日にロンドンに降り立ち、早9年の月日が経ちました。
いつもいいますが、こんなに長くいるとは思っておりませんでした。(長くいる人のお決まり文句)
当時31歳中小企業勤めの管理職、英語力皆無の人間が飛び込むロンドン。語学学校にも通い、街に出れば耳が拾ってくるのは留学経験から学んだイタリア語ばかり。今振り返っても、よくもまあやったなと思います。
と同時に思う事が、いつ始めたっていいんだなということ。物事を始めるのに早いに越したことはないとはよく言いますが、遅いからこそ出来ることもあります。
もし僕がさらに10年前の21歳の時に来英していたら。きっとこんなに事にはなっていなかったと思います。経験も胆力も圧倒的に低かった僕には、今のようなチャレンジの日々にはならなかったでしょう。
でも反面思います。『その時だからこそ出来た事や得た事もあるはずだ』と。
人にはそれぞれのタイミング、それぞれの旬があると思います。
この9年、僕は本当にたくさんの事をLJJのピッチで子ども達に教えてもらいました。イングランドフットボールに触れ、そんな素晴らしい子ども達と関りあう中で、そういった『今』という瞬間に出会ってきました。
これからの僕のサッカー指導も、そんな子ども達にとっての今を大切に、その今を全力で楽しみ、実りあるものにしてあげれるように、一緒になってサッカーに夢中になりたいと思います。
過去の積み重ねが今を作り、今の行動が未来を切り開く。
今日はちょっとだけ、9年間を振り返ってみようと思います。
最後に、そんな9年前の同じ日に生まれたLJJの子がいますので、その子に向けて、こべや史上最高に気持ちを込めて言いたいと思います。
お誕生日おめでとう!
水野嘉輝
※本内容に関するご感想やご意見等は、ljj@maedagroup.co.ukまでご連絡下さい。