アカデミークラス活動
2019年2月19日
2月17日(日)に、アカデミークラスのメンバーはロンドンにある浄土真宗寺院の三輪精舎を参拝しました。
今回の目的は、心の鍛錬。サッカーだけではなく、日ごろ私達が生きていくうえで、大切なものを学びとる為の時間です。
日ごろ仏教とは馴染みのない子も多く、石井建心師からは、「見えないものを見るためのもの、それが仏教だと今は伝えます。」とご説明を頂きました。
そして、早速、師によるご指導の下、座禅の修行。
調身・調息・調心
スポーツでも同様に大事なものです。
本来は、自我の排除や無の境地への立ち戻りを目的とされますが、今回は日ごろの生活の中に、どれだけたくさん自分の為にしてもらっていることがあるかを考える時間としました。
・両親が朝起してくれる。
・お母さんがご飯を作ったり、その為に買い物に行ったりを毎日してくれている。
・お父さんが会社でお仕事して、お金を稼いでくれている。
・間違ったことをした時、友達が教えてくれている。
・僕のために、たくさんのことを教えてくれる人がいる。
など、実は自分の為にしてもらっていることが多くあることを、あらためて知る機会となりました。
師からのご法話、「ありがとう」の心について、子ども達は深く知り学ぶことが出来、「当たり前」が実は当たり前ではないこと、見えないものが見えるようになりました。
普段、本当はたくさんのことをしてもらっているにも関わらず、それが当たり前となってしまったが為に伝えることが出来ていない「ありがとう」の心。子ども達だけではなく、私自身も心に響く貴重な時間となりました。
最後に、師と子ども達との二つの約束を記載致します。
・毎日、自分の為にしてくれたことを振り返り、そのことに感謝をする時間を持つこと。
・一番身近に、当たり前のようにいるお父さんとお母さんに「ありがとう」を言葉で伝えること。
お忙しい所、私達の為に貴重なお時間とご法話を頂きました石井建心師、誠にありがとうございました。
今回の時間を大切に、LJJの活動に活かして参ります。