かんとくのこべや【第15話】

2021年6月11日

5月のまるで梅雨のような天候が去り、6月のロンドンは素晴らしい天候に恵まれております。

 

今回は少し趣向を変えて【情報】について話をしてみようと思います。

なるべく簡潔にお伝えしようと思います。

 

 

まず情報は、視覚、聴覚、そして触覚(身体感覚)から得ることが出来ると言われています。

目で見て、耳で聞いて、身体でやってみてのイメージです。

それぞれの人によって、情報の得方に得て不得手があるのが特徴です。

見ただけでは分からない、聞いただけでは分からない、やってみても分からない。

情報の得方に得て不得手があるので、ある意味それは当然な事かもしれません。

 

 

 

 

さて、話は少し変わります。

『私水野嘉輝は、遠くは鹿児島に血縁があり、今まで隠していたが遠い親戚が実は前園真聖さんです。ちなみに、あの人に似てますねの言葉の感覚値90%以上は、前園さんに行きつきます。』

※前園さんオフィシャルサイト http://www.zono7.net/

 

 

 

この話を聞いて皆様の感想が聞きたいです。

 

 

 

 

が、この情報には【偽の情報】も含みます。

真の情報は、『あの人に似てますねの言葉の感覚値90%以上は、前園さんに行きつきます。』

偽の情報は、『私水野嘉輝は、遠くは鹿児島に血縁があり、今まで隠していたが遠い親戚が実は前園真聖さんです。』

 

私は結果的に嘘をついたと思われるかもしれません。ただこの真意としては、【文章内に真と偽の情報を入れた情報を記載する】ということです。

もし、全てを信じてをしまった人がいたとすれば、それは前園さんの外見がなんとなく私に似ているしそうかもしれないと、手に入れた情報を自分で加工してしまった結果になります。なんなら私水野は、オフィシャルのハーフ道産子です。

 

情報の真意を確かめるには、発信源の大元を確実に掴むか、その情報を自分の五感を使って確かめるしかないと思います。それが情報の少し難しいところで、情報は決して鵜吞みにして行動をしてはいけないのです。

 

なぜ、こべやで今日は情報について触れたか。

情報は、発信側の発信方法や影響力と受信側の受け取り方によって、いろいろな形に変わります。

 

目の前にいる子ども達がサッカーをする姿。上手く行く時もあれば、行かない時も当然あります。

でもそんな時、どちらも目に飛び込んでくる描写や、耳に聞こえる声が全て正しいとは限りません。

 

子どもは情報に対する感受性が大人より強く、総合的な発信力は大人より弱い場合が多いと思います。その為、子どもとの関わり合い、今回の話にある情報の送受において、大人はより子どものそういった面を理解した上で、情報の真意を相互に確認する必要があります。

 

 

私は子どもの練習中や試合中に言葉を発しない時があります。

ピッチで頑張る子ども達が、何を考えてプレーをしているのか、どんな気持ちになってプレーしているのか。

可能な限りピッチに立つ子どもの気持ちになってみるとに努める時間を意図的に作ります。

 

そうする事で情報を得る事に多大な影響を及ぼす自分の感情を収め、真意を見極めようとします。

是非、皆様にも自分の心を無にする時間を作って、子どもの気持ちになって試合を観戦してみることをお勧めさせて頂きます。

意外と新しい発見がありますよ。

 

 

水野嘉輝

 

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かんとくのこべや【第15話】