Euro J Jr Cup 2015 U8の部優勝！

2015年7月5日

7月4日、5日（土、日）に、LJJのU8は初の海外遠征を行った。

今回の遠征は、フランクフルトで開催される、初のヨーロッパ日系少年サッカー大会に、イングランド代表として招待され実現した。大会には、ドイツからはフランクフルト、デュッセルドルフ、シュツットガルト、ミュンヘンより、海外はオランダのアムステルダムが、LJJの他に参加した。

大会前日の4日、チームは飛行機を使って移動。現地到着後に、合同練習開場へ移動し、フランクフルト、ミュンヘンのチームとの合同練習。38℃の炎天下の中、LJJの子は移動の疲れの影響も見せず、充実した調整を行う。その後の夕食ではしっかりと栄養補給を行い、翌日の大会に向けて就寝した。

大会当日の5日、まずは予選4試合を行う。初戦はホームのフランクフルトⅠとの試合だが、今大会に向けての準備を2ヶ月前より行ってきたLJJは6-0と圧倒し勝利。第2戦目は優勝候補の筆頭との前評判のあったデュッセルドルフⅠとの試合。評判通りの相手に、一進一退の緊張感のあるゲームは1-1の引分けに終わる。その後、フランクフルトⅡとは2-0、ミュンヘンには6-0と完勝し、予選を1位通過で決勝トーナメントへ。

トーナメント初戦はシュツットガルト。負ければ終わりのトーナメント特有の緊張感に、LJJはなかなかゴールを決めれない。それでも慌てずに、チャンスを確実に決めて5-0で勝利。そして準決勝は、デュッセルドルフⅡ。相手も、決勝での同チーム対戦を目標とし、気迫の篭ったプレーを見せる。LJJはディフェンス陣が体を張ったプレーで相手の侵入を許さず、逆にカウンターからのゴールを決めて、2-0で勝利し、いよいよ決勝へ。試合終了後のキャプテン至恩君の言葉、「やっとここまで来た。絶対勝つ！」の言葉に頼もしさを感じる。

決勝戦は、予選で引き分けたデュッセルドルフⅠ。各カテゴリーに選手を出場させ、保護者も含め総勢100名以上の大応援団と雰囲気は完全にアウエー。試合開始のホイッスルと共に、両チームの意地がぶつかり合う。張り詰めた空気の中、先制したのはLJJ。前からのプレッシャーを徹底して続けていたところに、相手ディフェンダーが処理を誤りオウンゴール。それも束の間、相手選手のカウンターからゴールを許し1-1に。その後、どちらもビックチャンスを迎えるが決めきれず。試合終了まで残り1分。PK戦にもつれ込むかと思われた試合を決めたのはLJJのエース！混戦を抜け出し、ドリブル突破を図った、宏佑君のゴールでついに勝ち越し。そして試合終了のホイッスル。選手達は、優勝に喜び、相手チームとの健闘を称え合い。感動の終了となった。

LJJにとって初の海外遠征。どのチームよりハードな日程の中で勝ち得た結果は、本当に素晴らしいものである。選手一人一人の、嬉しさや自信に満ち溢れた笑顔が何よりの証拠。参加の全選手みんながMVPの活躍にて、イングランド代表として勝ち得た優勝は、LJJ全ての人に勇気を与えてくれた。

ご参加頂きました選手保護者の方々始め、大アウエーのフランクフルト遠征では、元LJJの保護者様の温かいサポートを頂きました。多くの方々の支えがなければ優勝はありませんでした。誠にありがとうございました。
また、LJJでサッカーを始めた女子選手が、大会のなでしこ賞を頂いたことも非常に嬉しく思います。